大学での成績【GPA】を上げたいと考えている人
- 留学や研究室配属のために現状よりも高いgpaが必要
- GPAが高いと就職で有利になると聞いたことがある
- 新大学1年生で、どうやったら高いGPAを取れるのか知りたい
この記事では、こういって疑問や悩みに答えます。
【本記事の内容】 GPAの上げ方を解説します。【たった2つの事を実践するだけです】
- 記事の信頼性
記事を書いている僕は、旧帝大の工学部に所属する学生です。
これから説明するGPAの上げ方を実践して僕自身は、1年生の最初に3.80だったGPAを2年生の最後には4.21まで上げることができました。ちなみに僕の通う大学のGPAの最大値は4.3です。
皆さんも同じ事を実践すればGPAを上げることができると思います。
<注意>
僕は理系学生なので、この記事の内容も理系寄りになってしまうかもしれません。
しかし文系学生にも役立つポイントもあるはずなので、ぜひ最後まで読んで欲しいです。
そもそも高いGPAをとる必要ってあるの?
結論から言えば、高いGPAを取る必要はあります! 言い換えると、高いGPAを取る方が有利になる場面は多々あります。ここでは具体例を2つ挙げます。
具体例1:就職で有利に働く事がある
GPAを重視する企業と、そうでない企業があります。重視する企業では、就職活動にきた学生が努力できる人間かどうかなどの人間性を判断する1つの指標としてGPAを扱うことがあるそうです。
コロナ渦を経験し、ますますテレワークが盛んになっていくと考えられる未来の社会では、誰に監視されるでもなく自宅で努力できる人間はより高く評価されるようになっていくかもしれませんね。
具体例2:留学や研究室配属で有利に働く事がある
留学については、一般的にかかる費用の少ない交換留学の生徒として、大学に選んでもらうためには一定水準以上のGPA値がもとめられる場合があります。
またこれは理系特有かもしれませんが、研究室に配属される際に、GPAの高い生徒に自分が行きたい研究室を選ぶ優先権利が与えられる大学もあります。自分の大学がどうなのか調べてみてください。
GPAを上げる方法
ここからは具体的な方法を2つ説明します
テストで高い点を取る方法
テストで高い点を取らないといけないなんて当たり前だろ!と思った人も多いと思いますが、具体的なその方法について解説していきます。
- 授業課題の全ての問題をできるようにする。
みなさん、テスト前に全ての授業課題をやり直す時間なんてないからとりあえず過去問の暗記と、教科書をさらっと読む程度しかやっていないなんて事は無いですよね。
そんなことではいい点が取れるはずもありません。
過去問について
過去問の話が出たので少し触れておきます。過去問は確かに便利なツールですが、必須な物ではなく、過去問を使う前に確認すべき事があります。
- 1年前の同じ講義では過去問が役に立ったのかどうか。
これを確認して、1年前にあまり役に立たなかったのなら、自分たちのテストでも教授は新しい問題を用意してくることが考えられます。
- 1年前の同じ講義と教授が変更になっていないか
選択の科目などで教授が変更になっている事はあまりないかもしれませんが、自分の学部のカリキュラムに含まれている必修科目では、同じ講義名のまま講義をする教授の名前だけが変わっている場合があります。
- 所有している過去問の新しさ
あまりにも古い過去問は役に立たないと考えた方がいいです。5年ほど経過すれば、その講義で使用する教科書や講義内容が変更されている事は良くあります。
本題に戻ります
講義中に取り組んだ課題、講義後に出された課題の両方を全てできるようにしてください。全ての問題を理解してできるようになればベストですが、理解できなくても回答が書けるようになれば取りあえずはOKデス。テストでは間違いなく、課題と同じか類似の問題が出されます。その問題さえ取れれば周りよりもいい点になることは間違いありません。ほとんどの大学生は高校時代に比べて勉強に対する気持ちが衰えているので今言ったことを完全にやってくる学生はほとんどいません。
課題に手を抜かずに取り組む
授業評価の方法が、テストにかなりの比重をおいている講義の場合、提出課題に手を抜いている、最悪な場合はテストだけ受けて、課題は提出しないという学生もいます。単位を取る事が目的なら、効率のいい戦略なのですが、好成績を取るためには、このようなことでは厳しいです。
手を抜かずに取り組むとは、全ての課題の問題に正しい回答をし続けるという事ではありません。何かを写す、インターネットで調べる等何でもしていいので、全ての問題に自分なりの答案を作るという事です。さらに、このように課題に取り組むことで、少なからず課題の内容を記憶に残すことができるので、テスト前に課題の問題を見直す時の効率アップが期待できます。
課題の未提出も評価を下げる原因になります。課題を提出するだけなら誰でもできることなので(答案の質にこだわらなければ)、これを怠ることは成績に深刻なダメージを生む可能性があります。たとえ遅れてでも全ての課題を提出することは必須です。
【補足情報】高い成績を取りやすい授業の選び方
番外編として高い成績を取りやすい授業の特徴を紹介します
- 評価基準が課題+テストになっている科目
各講義の評価方法をシラバスで調べてみてください。
1番高い成績を取りにくいのは評価が100%レポートになっている講義です。文系の科目にはこのようなレポート重視が多いかもしれませんね。ここで言うレポートとは、明確な答えがなく自分の考えや主張を書かなければ行けない課題の事です。このような評価方法の科目では教授の主観によって成績の善し悪しが決まってしまうので、レポートを提出しさえすれば単位はもらえるという一種の楽さはありますが、安定して高い成績を取ることは非常に困難だと考えられます。
反対に評価基準が課題+テストになっている講義は高い成績を取りやすい部類になります。このような講義は、課題を欠かさずに提出することと、上で述べたテスト勉強を実践することで安定して好成績を取ることができると言えます。課題もテストも頑張るということで大変さは一段上ですが、自分の努力によって高い成績を取れることは魅力ではないでしょうか。
まとめ
- GPAを上げるためには、テストと課題を重要視する。
- 高い成績を出しやすい講義と、そうでない講義があるので、そこも考慮して履修科目を選ぶ。
ここまで読んでくれた皆さんは気づいたかもしれませんが、特に画期的な勉強方法を提案した訳ではありません。最短でGPAを上げる方法ではないかもしれませんが、確実にGPAを上げる方法であることに間違いはないでしょう。全ての人にこの記事で示してきた方法がマッチするとは限りませんが、ぜひ一度試してみて欲しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。