家から近い塾が無いんだけど、塾に通わずに独学で受験は大丈夫かな?
家から遠くても子供を塾に通わせた方がいいのかな?家で効果的な勉強をすることはできないのかな?
この記事では、上記のような悩み・疑問に解答します。
田舎や地方に住んでいて、近くに子供を通わせたい塾がないという方はぜひこの記事を読んでくださいね。
文部科学省の統計によると、2017年時点では小学生の約46%、中学生の約61%、高校生の約27%が塾に通っています。このデータより、特に小学生・中学生のお子様は塾に通っていない場合、勉強面において不利になると分かります。
当記事では、塾に通えないと勉強面で不利になる理由と、塾に通えない場合に勉強面で不利にならないための対策法を詳しく解説します。
この記事を読めば、「家から遠い塾に通わずに、自宅にいながら勉強で高い効果を得る方法」が分かるようになります。
家にいながら高い効果を得られる学習法として、「オンライン家庭教師」があります。オンライン家庭教師サービスには、マンツーマン指導であること、授業料が塾よりも安いこと、授業日以外のサポートが充実していることなど塾に比べて様々なメリットがあります。
対策法についてはこちらから!
目次がありますので、気になる内容から読んでくださいね
塾に通っていないことで不利になる理由【3つ】
ここでは、塾に通っていないことで不利になる理由について詳しくご紹介します。
ここでいう塾とは、対面で指導を受ける個別指導・集団指導塾のことです。
早速ですが、塾に通えないことによる不利な点としては、以下の3つのことが挙げられます。
塾に通っていないことで不利になる理由【3つ】
- 受験や定期テストに関する情報量の差がある
- 学校以外でも質問できるか
- 集中して勉強できる環境の有無
上記の3つについて詳しく解説します。
理由①|受験や定期テストに関する情報量の差がある
塾に通っている小学生~高校生は、塾から受験や定期テストに関する様々な情報を手に入れています。
例えば塾では次のような情報を得られます。
- 各地域での受験の出題傾向やその対策
- 定期テストの過去問
- 自分の学力レベルが具体的にどの程度なのか
各地域での受験情報や、定期テストの過去問は自力で入手することはかなり難しいです。
また、塾では学校で実施しない模試などを受けることが可能で、自分がどの程度のレベル(偏差値)なのか詳細に把握することが可能です。
塾で得られる情報は、勉強面で大きく役立つことばかりです。
理由②|学校以外でも質問できるか
対面の塾では、授業前や授業後に分からない部分を質問することができます。それに対して、家では分からない問題が見つかってもすぐに質問することができません。
学校以外の場所でもすぐに質問することができるかどうかが、大きな差となっているのです。
勉強面での差を生むポイント
すぐに質問できる環境がない場合、分からない問題が出てくると勉強の手が止まってしまうため、学習効率が悪くなってしまいます。さらに、自分で勉強しているときに分からない問題が多く見つかり、それを解決することが出来ない場合、勉強のモチベーション低下にも繋がってしまいます。
このように、学校以外で質問ができないことは大きなデメリットとなります。
理由③|集中して勉強できる環境の有無
多くの塾では、テスト週間や受験期に教室を勉強場所として開放しています。そこには先生がいるため、緊張感を持って集中しながら勉強することができます。
それに対して、自宅での勉強はスマホやゲームが身近にあるため集中して勉強することができないというお子様が多いです。
家はリラックスする場所という意識は誰にでもあるので、勉強に集中しきれないことは仕方がないです。
しかし、塾に通っていないお子様の場合は、家で勉強することができなければ、塾に通っているお子様との差がどんどん広がっていってしまいます。
家にいる時間は長いので、その時間を上手く使えるかどうかが大事です。
この記事内の解決策では、家で集中して勉強できないことに関する対策も紹介しているので、ぜひご覧ください。
通塾にかける時間は?|どのくらいから塾が遠いと言える?
ここでは、適切な通塾時間についてお伝えします。
塾まで車で片道20分以上かかるご家庭は、塾が遠いといえます。この場合、お子様が自転車で通塾したら、片道30分以上かかってしまうでしょう。
家と塾を往復するのにかなりの時間がかかってしまうため、車で片道20分以上かかってしまう方は、塾に通わずに自宅で勉強をすすめることをおすすめします。
この記事内で塾に行かないと勉強面で不利って読んだけど、家から塾が遠い場合は通わない方がいいの?
ここまでお読みいただき、上記のような疑問を持たれた方がいると思います。
その疑問の解決のために、ここからは以下の2つについて解説していきます。
- 塾が遠いことによるデメリット
- 塾に通わずに、塾と同程度かそれ以上の効果を得られる対策法
まずは塾が遠いことによるデメリットについてご紹介します。
塾が遠いことによるデメリット【3つ】
ここでは、塾が遠いことによるデメリットを3つご紹介します。
デメリットとしては下記が挙げられます。
塾が遠いことによるデメリット
- 遠い距離を自力(自転車や電車)で通わせるのは心配
- 保護者様のの送迎の負担が大きい(時間・ガソリンの負担)
- 塾に向かう間は勉強ができない時間となる
1つ1つ詳しくご紹介していきます。
デメリット①|遠い距離を自力(自転車や電車)で通わせるのは心配
塾から帰る時間は、夜20時以降のことが多いです。また、学年が上がっていく毎に時間も遅くなっていきます。
暗い夜の時間に、お子様を自転車や電車で塾に通わせるのは事故に遭う危険性や、不審者と遭遇する危険性があり怖いですよね。
親御様としては、通塾にかかる時間が長いほど心配は大きくなるのではないでしょうか。
デメリット②|保護者様の送迎の負担が大きい(時間・ガソリン代の負担)
2つめのデメリットとしては、送迎時間が長いと保護者様の負担が大きいことがあります。
- 時間の負担
- ガソリン代などの金銭的負担
主に上記2つの負担が保護者様にかかります。
多くの塾では、送迎の時間が夜ご飯の準備などの時間に被っているため、不都合が生じることもあると思います。
ガソリンの負担は、最近特に大きくなっていますよね。ガソリンの値段がどんどん上昇している中、塾への長距離の送迎は負担が大きいです。
デメリット③|塾に向かう間は勉強ができない時間となる
家から遠い塾に通い、長時間を通塾の時間に使っている場合は、その時間を自宅での勉強に当てたほうが効率が良いです。
特にテスト週間や受験が近くなると塾が教室を自習用に開放するため、通塾の頻度が高くなります。
通塾の頻度が高くなればなるほど、通塾にかかる時間を勉強に当てられないことの影響が大きくなってきます。
例えば、通塾のために往復1時間かかってしまう場合は、年間120回(3日に1回のペース)塾に通うと、1年で120時間もの長時間を無駄にしてしまうことになります。120時間あれば様々な勉強をすることが可能ですよね。
上記のようなご家庭は、自宅で勉強を進めた方が長時間勉強できることになるので、集中して家庭学習を行える環境を整える方が長期的に考えて勉強面で効果を得やすいです。
このように塾が遠いことによるデメリットは大きいです。続いては解決策についてご紹介します。