- 中学受験の勉強はいつから始めたらいいの?もしかしてもう遅い…?
- 国語・算数・理科・社会。4科目の勉強法が知りたい。
- 学習塾や家庭教師は併用するべき?どうやって選んだらいい?
大切なお子さまに良い教育を受けさせたいと考えたとき、中学受験を選択肢に入れるご家庭も多いかと思います。
中学受験は、お子さまの将来に大きな影響を与えるイベントであり、保護者の方の情報収集やサポートが欠かせません。
この記事では、中学受験の準備を始める時期や、各科目の勉強法、学習塾や家庭教師の選び方について詳しく解説します。
お読みいただくことで、親子で中学受験を乗り越えるための基礎知識が身に付きます。
中学受験の準備はいつから始める?
小学校4年生ごろから始めるケースが多い
中学受験の勉強を始める時期は、一般的に小学校4年生ごろです。
10歳前後は抽象的な思考力が育ち始める時期であり、学習内容も高度になっていきます。
多くの中学受験塾でも、低学年のうちは国語・算数の講座だけが提供され、4年生から国算理社の4科目を本格的に勉強し始めるというケースが見られます。
中学受験塾の新年度は2月から始まることが多いため、4年生の年度初めから授業を受けるためには、小学校3年生の2月に入塾することが必要です。
遅い時期から始めても間に合う?
5年生や6年生から中学受験の対策を始めることは不可能ではありません。
適切な目標を定め、効率的な学習をすることで、遅い時期から受験勉強を始めても合格をつかむことはできます。
まずは、「進学率が高くハイレベルな仲間が集まる環境に入りたい」、「地元の公立学校の教育環境に不安がある」など、中学受験をする目的をよく考えましょう。
準備不足で中学受験を迎えるより、高校受験に全力を尽くした方が悔いのない学生生活が送れる可能性もあります。
それでもなお、お子さまにとって中学受験がベストな選択肢だと思ったら、後悔のないように全力で受験に向き合いましょう。
限られた時間で結果を出すには
遅くから受験勉強を始める場合は、限られた時間を有効に使い、効率的に学習することがより重要になります。
過去問に目を通したり模試を受けたりすることで、現在のお子さまの学力と、志望校合格に必要な学力とのギャップを把握し、学習計画を立てましょう。
志望校を早めに決めることができれば、学校ごとの出題傾向に沿った対策を入念に行うことができます。
また、2科目や1科目で受験できる学校もあるため、受験勉強の時間が十分に取れない場合には、受験科目の数を絞ることも選択肢の一つです。
実力以上のチャレンジ校ばかりを受けるのではなく、確実に合格できそうな学校も併願することで、私学に進学できる可能性が高まります。
なお、集団授業の塾に途中から入る場合は、授業についていけなかったり、すでに出来ている人間関係になじめずに悩んだりすることがあります。
個別指導の塾や家庭教師を活用して、お子さまの状況に合ったフォローをしてもらうことも有益な選択肢です。