大学受験合格に塾は必要?メリット・デメリットも合わせて解説!

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teketeke

【大学受験を検討している人の悩み】

  • 大学受験に合格するためには独学よりも、塾に行ったほうがいいんだろうか?
  • 塾に行くことによるメリットやデメリットを具体的に知りたい。

本記事では、このような悩みに答えます。

本記事の内容

【高校生とその保護者に向けて】大学受験合格に塾は必要なのか
この記事を読むことで、自分は塾に行くべきなのかどうかが判断できるようになると思います。

記事の信頼性

記事を書いている僕は現役時代は独学により旧帝大の工学部に合格しました。現在は大手塾で高校生を相手にアルバイトをしています。独学についての自分自身の実体験と、塾でのアルバイトの経験から、塾の必要性について語ります。

塾に通うメリット・デメリット

塾に通うメリット

  • 学校よりも質の良い授業を受けられる場合が多い

高校は、学校側が特に何もしなくても生徒が入学してきますが、塾はその地域の生徒の取り合いをしています。また、最近増えてきている映像授業型の塾では、地方にいながら有名講師の授業を受けれたりします。さらに、塾の授業では独学や、学校の授業では扱っていない受験には役立つポイントを教えてくれたりします。

高校入試の例ですが、周りの塾に通っている友達で、中学生なのに三角比についての知識をつかって相似などの図形問題を解いている子がいませんでしたか?この子たちは塾で高校の知識を使うことで高校入試の問題を楽に解くことができるという情報を得ていたんです。このようなことが実際に大学受験においてもあるんです。

  • 学校やインターネットにはない大学受験についての情報を得られる

塾は今までに在籍していた多くの生徒のデータを解析し、詳しい受験情報を持っています
入試制度がますます複雑化していく中で、国公立大学と私立大学の入試に関する違いや、特に私立大学に見られる多種多様な受験方式を自分1人で理解することは難しいでしょう。

  • 受験について詳しい講師から、勉強方法や受験戦略についてのアドバイスをもらえる

大学受験を専門としている塾は、入塾する時、個々の成績、志望校、文理選択も違う様々な生徒に対して受験指導をしてきた実績があります。

高校3年生の時期の定期テストなど受験に対して意味があるのか疑問な事を強要してくる学校とは違い、個々人に合わせた志望校合格に向けて必要な事や勉強方法ついてアドバイスをもらうことができるので、何をするべきか迷わずに勉強することもできます

塾に通うデメリット

  • 多額の費用がかかる

これは言うまでもありませんね。
塾に通う高校生全員の平均は1年で10万円を超えてきます。3年生のみに絞って考えると、おそらく更に費用が膨らむように思えます。

  • 質問対応の質は学校の方が高い

全ての塾ではないですが、高校生の質問対応をアルバイトの大学生が担当しているという塾が多くあります。(僕もアルバイト先の塾で質問対応をしてます)

もちろん全ての大学生が東大生・京大生であるわけもなく、生徒が質問をする教科を専門としている訳でもありません。さらに当たり前ですが、大学生は高校の内容の勉強を大学受験後にしていないのでどんどん忘れていっています。

それに対して学校は、各科目を専門としている、知識の深い先生がいるので、必然的に質問対応の質も高くなると考えられます。

  • 自分のやりたい勉強ができなくなる可能性がある

最近では自習に重きを置いている塾や個別指導をしている塾もありますが、ほとんどの塾で講義(映像授業も含む)が実施されています。授業の質も高く、しっかり取り組めが受験合格に近づくと考えられますが、逆に考えると、自分の苦手にピンポイントにフォーカスしていない勉強に時間を取られていると考えることもできますよね

例えば、数学の「確率」が苦手だと自覚のある生徒がいたとしましょう。しかし、「確率」のみをピンポイントで対策してくれる講座はあまりなく、ほとんどの場合数学1・Aの講座を取ることになるでしょう。

塾に通うべきかどうかの判断指針

  • 上記のメリット・デメリットのどちらを重く捉えるか

メリットとデメリットのどちらにより納得したのかを考えて欲しいです。

  • 強制されることなく勉強机に向かうことが出来るか。

ほとんどの高校生が勉強をしたく無いと思います。僕も勉強よりもゲームや友達と遊んだ方が100倍楽しいと思っていました。ここで、自分は人生が大きく変わる大学受験に対して危機感をもって自主的に勉強できるのか、もしくは誰かに指示してもらい、監視されながらのほうが勉強できるのかを考えてみてください。

  • 塾までの距離

塾までの距離はなるべく近い方がいいです。塾まで往復で40分かかる場合、毎日親が
車で送迎をできるなら車内で勉強することも可能ですが、そうではない場合は3年生の間に300回塾に通うとしたら200時間も塾への往復で使っている事になります。200時間あったらかなりの勉強ができると思いませんか?

  • 学校の先生に自分から相談・質問をできるか

塾は生徒から選んでもらって来てもらっている立場であり、全ての生徒に対して質の高いサービスを提供しようと努めてくれます。しかし学校は生徒の数が多すぎる事もあり、自分から積極的に相談・質問に来てくれる生徒と、そうでない生徒で対応に差が出てしまうことが考えられます。

そのため、学校の先生にためらわずに話し掛けられる生徒は学校をメインに受験指導をしてもらうことが、そうでない生徒は塾でサービスを提供されるのがいいと考えられます。

  • 勉強に完全に集中できる環境が整っているか

ほとんどの塾では自習室が配置されていて、自宅にいるよりも集中することができ、分からない部分は質問に行ける環境が整っています。質問は学校でもできるとして、塾に行かずに完全に集中できる環境が自分の周りにあるのかどうか考えてみてください。

まとめ

・塾にはメリット・デメリットの両方がある。
・自分の性格や塾との距離、周りの環境が塾に行くべきなのかの判断指針となる。

本記事は塾に行くべきなのかどうかに迷っている皆さんのお役に立てたでしょうか?
塾に関する悩みに加えて、勉強方法や、将来の目標などさまざまな事について迷っているであろう皆さんの迷いを1つでも取り除けてあげられれば嬉しいと思います。

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